2017.05.11(木)

王様ドッジ「だいごのリベンジマッチ」

今日、ボランティアに来てくれた竹ちゃんです。

一日見学でこどもセンターにお邪魔させて頂くことになり、ワクワクするやら、どんなものか分からないので不安やらで、ドキドキしながら狭い路地を行くと、ひっそりとこどもセンターがありました。玄関に行くと、だいごさんが元気に出迎えてくれ、他のスタッフの方にも会い、同じようにエネルギッシュな方々で、こどもセンターがエネルギーで溢れていることを感じさせてくれました。

最初に少しこどもセンターのことを説明して頂いて、この地域の子どもたちにとって大切な場所になっているのだという様子の片鱗を見せて頂きました。15:00ごろに一年生が帰って来ると、こどもセンターは一気に賑やかになり、スタッフも大忙し。興味がいろいろに向く一年生はランドセルを掛けるのも大変です。まずは宿題。宿題をこどもセンターやるかやらないかも真剣に考えて、最初に時間をとって行うようにしているとのことでした。どうにか宿題が終わらせるとおやつの時間までは遊びの時間。れんくんは学校で先生に叱られたのか、ご機嫌ななめ。いつもは「さん」「ちゃん」づけで呼ぶスタッフの名前も呼び捨てにしたり。でも、スタッフはそれを注意しながらも、れんくんが今日は特別に何か機嫌があって機嫌が悪いのだということをくみ取って、機嫌が治るようにボール遊び「天下」を提案します。宿題では変わらなかったれんくんも遊びながら段々に笑顔を見せるようになって、ちょっとの遊びでもやることが気持ちを安定させてくれるのだと思いました。

15:30になり、おやつの時間。準備から片付けまで当番制で準備する子どもたちと、それをしっかり見てあげられる上級生の存在に、普段からのスタッフがしっかり見てあげているんだろうと思いました。印象的なのは、いろんな学年と性格の子どもたちに真剣に向き合うスタッフの姿でした。今日のかなむくんはちょっと暴力的になったり、なかなかみんなと一緒に座ったり、おやつを食べることができないようですが、スタッフは代わる代わる真剣に語り掛け、決して置いてきぼりにしません。

子どもたちが大勢集まると、今日の遊ぶ内容をみんなで多数決で決定。「王様ドッチ」を北広場でやることになり、学年も関係なく手加減なしで真剣に遊びました。ルールも結構複雑で戸惑いつつも何とか、遊んでもらいました。

帰って来ると、さようならの挨拶。みんな行儀がいい子どもたちではないけれど、ちゃんと謝れる、何かする時は断りを入れることができる。言えばいうことを聞いてくれる子どもたちで、普段スタッフがどうやって子どもたちと関わっているかが感じられました。

一日見学させて頂いて、子どもにどんな一言をかけるのか、これは注意して、これは認めてあげる、その線引きが本当に難しいと感じました。

最後に、今回見学させて頂いたこどもセンターのみなさんにお礼と、自己紹介をさせて頂きます。東京で生まれ、北海道大学を卒業しましたが、「社会包摂」とか、「どんな社会をつくっていけるのか。」について、各地の実践を見せて頂いて、今後の研究などに生かせればと考えて、今回こどもセンターを訪ねました。一日では全然分かりませんが、今回見せて頂いたことをもう一度振り返ってみたいと思っています。簡単ですが、これで記事を終わりたいと思います。

竹浪 圭

今日はボール遊び。投票の結果、僅差で王様ドッジが決まりました。
高校生もいっぱいきてくれて、今日もにぎやかです。
王様ドッジボールはチーム内で王様を決めて、相手チームの王様を当てたチームが勝利。
実はだいごは前回の王様ドッジで寛治のボールを受けそこねて、
骨折してしまいました。
今日はリベンジをすることに闘志を燃やしていました。
そんな中、チャンスが巡ってきました。
ボールをとったら逃げ遅れた寛至が・・・
エイっ!!と投げたら寛至の足元に見事ヒット!
スポーツを通して熱くなれるって、ステキ!!

夜は勉強会。最近の勉強会はとても人気で大人が足りない!!
こども達になんで勉強会に参加するの?と聞いたら、
「勉強は嫌いやけど、センターの勉強会は好き!」
と、これまらステキな答えが返って来ました。
来週もあるので、どなたか手伝ってください!!
BYトコちゃん