2014.03.08(土)

今年最後の社会を知ろう!

今日はミニバザー&社会を知ろうでした。
東日本大震災から3年が経とうとしています。南三陸町で復興大使として支援活動している妃乃あんじさんがセンターに来てくれました。
3年前の3月11日、東日本で何が起きたか、そこでどういう活動をしているのか、などを教えてくれました。
3年前、生まれていなかった子、1歳だったり、4歳だったり、高校生だったら中学生のとき、その時の記憶は様々です。そんな私たちにあんじさんは目で見てきた事、感じた事、体験したことを写真と共に話してくれました。

まず、津波の速さ。
3分前にはまだ地面が見えていた町。
3分後にはもう、町は水の中。
そんな津波が7回にわたり押し寄せてきます。

そして、被害にあった大川小学校。
たくさんの生徒、先生が津波にのまれ亡くなり、まだ4名の子ども達は行方不明のままです。
子ども達のお母さんたちが描いた絵本を読んでくれました。
「ひまわりのおか」という題名です。
読んでもらって、思わず涙が出てしまいました。
こども達が来るはずだった場所に、ひまわりを植えたお話です。
まだ見つからないこどもを、早く抱きしめたい、頑張ったねって言ってあげたい、そういうお母さんの気持ちを綴った絵本のよみきかせをしてくれました。あんじさんの声が私たちの心に響いていきました。
あんじさんはこう言いました。「被災地に行かなくてもできる支援とは、忘れないこと」
今日ここに来たこどもたちはラッキーですね。あんじさんから大事なことを教わったんですから。

あんじさん、今日はどうもありがとうございました。